発酵食ライブ「米で醸す」その1
ハッピー太郎の発酵食ライブ「米で醸す」〜麹、鮒寿司、酒〜(座・座のジキドウ その弐)
渾身のイベントが大成功に終わりました。
素晴らしいお天気。何かが起こりそうな場所。そして皆さんの幸せな気の流れ、、、、、。
奇跡のようなご縁、波長がシンクロ。これを発酵と言うのでしょうか。
場所は
ながらの座・座、登録有形文化財「橋本家住宅」(元・正蔵坊)。2018年4月22日開催。快晴。
玄関の気が利いたしつらえ。
お庭の光が素晴らしくて。神様が恵んでくださった、絶好の天候でした。
ご挨拶
琵琶湖とまわりの山々と豊かな大地。そこに生きるモノたちを繋ぎ・分解し・融合させる醸し技。
その中心には、いつも「米」がありました。米に付く野生菌を家畜化した「麹」。米に付く野生菌を塩で制御した「鮒寿し」。
そして野生と家畜の交錯から「日本酒」が産まれました。
現代のヒトは、その恐ろしい底力を忘れかけてはいないでしょうか?「飼いならされたのはヒトなのか。」
今回のジキドウはちょっとアグレッシブに、ヒトの魂をノックアウトするLiveを用意しました。
自然農法玄米鮒寿司(オス)桶出しライブからスタート。桶を開けた瞬間から、爽快な香りがいたします。これぞ玄米鮒寿司の真骨頂。
鮒寿司を盛り付けるお皿は、
七尾うた子(滋賀県長浜市木之本町)作。この日のために用意しました。洋風でも、和風でもなく、原始的な蠢きを感じるこのお皿。先月開催された「七尾うた子」展(彦根The Good Luck Store)にて惚れ込んで買ってしまいました。
実はこのお皿、裏も使えるな、とビビッと来たんです。こりゃあ鮒寿司だろう、と。
皆さんが見つめます。
桶を近づけて、香りを嗅いでいただきました。
鮒寿司は後半の発酵食ライブで盛り付けて頂いたのですが、私、出来るだけ薄く切ってくださいね」と、要望してたのです。しかし、
調理人村田光宏氏の素晴らしい腕。常温では切りづらい鮒寿司を見事に薄く、花にしていただきました。一切れ一切れに、その魂を感じる包丁の冴え。予想以上の皿になりました。これぞコラボというものです。
なんと、一匹、子薄のメスが紛れ込んでました 笑
玄米鮒寿司
鮒:琵琶湖天然ニゴロブナ オス(近江八幡 遠久邑様)
米:滋賀旭 玄米 (東近江 自然農法池内農園様)
漬け込み:ハッピー太郎醸造所
続く!
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